女性特有の2つの姿勢パターン
先日、あるカフェの前を通ったときに面白いものを見ました。
数秒の一瞬だったのですが、2名の女性の姿勢がとても印象的でした。
カウンター席で、3席空けて座っていた2人。
この2名の姿勢が、綺麗に正反対だったのです。
1人は真っ直ぐに見える姿勢で座っていました。
(画像1)

もう1人は背中を丸めた姿勢で座っていました。
(画像2)

これの何が面白いのかわからないかもしれませんね。笑
ちなみに、この画像はAIに作ってもらいましたよ。
実は、この2人は女性によく見られる姿勢の2つのパターンを、そのまま表していました。
まずは両者の違いを簡単に見ていきましょう。
パッと見てわかるのは、
真っ直ぐに座っているか、丸まって座っているかという違いです。
もう少し細かく見ると、
丸まった方は腰から首、頭にかけて全体的に丸くなっています。
一方、真っ直ぐな方は首の部分から少し丸くなっています。
どちらもスマホを見ていましたが、
綺麗に背骨全体が曲がっているのか、
首から曲がっているのかという違いがあります。
もう一つの違いは骨盤です。
背筋が伸びている方は骨盤が立っていて、よく言われる骨盤が前傾した状態です。
背中が丸くなっている方は、骨盤が後ろへ転がっているような状態で後傾しています。
肘をついているかどうかは、骨盤や背骨の状態による影響が大きいので、ここでは無視します。
もちろん、この違いは姿勢だけではありません。
集中している内容によっても姿勢は変わります。
もしかすると、背中が丸くなっていた方は何か考え込んでいたのかもしれません。
一方で、背筋が伸びていた方はパーソナルトレーニングの帰りだったかもしれませんし、姿勢や身体に関する情報を見ていたのかもしれません。
性格によっても違うかもしれません。
背筋が伸びやすい方は、一見するときっちりした印象ですが、秘密主義なところや少しだらしない部分があるのかもしれません。
背中が丸くなりやすい方は、一見するとだらしなく見えるかもしれませんが、実はオープンで愛嬌があり、きっちりした一面があるのかもしれません。
※これは僕の勝手な意見です。笑
また、その日の気分も影響します。
悲しい、不安な感情があると背中は丸くなりやすく、
嬉しい、楽しいという感情では背筋が伸びやすくなります。
いろいろな可能性がありますが、
ここでは筋肉や関節という視点で話を進めます。
それぞれのメリット・デメリット(傾向)
姿勢が真っ直ぐな方が綺麗に見えるのは確かですが、
実はどちらにもメリットとデメリットがあります。
背筋が伸びている姿勢のメリット(画像1)
・ヒップアップしやすい
・くびれが作られやすい
・デコルテが綺麗に見えやすい
など、スタイルや見た目にメリットがあります。
背中が丸くなっている姿勢のメリット(画像2)
・背骨全体を動かしやすい
・筋肉を鍛えやすい
・ある程度の負荷に耐えやすい
など、機能面でメリットがあります。
続いてデメリットです。
背筋が伸びている姿勢のデメリット
・腰や肩、首に痛みや不具合が出やすい(特に首と肩かな)
→体幹の筋力不足や背骨の柔軟性不足による影響
・上半身が硬くなりやすい
・下半身が太くなりやすい
などの傾向があります。
背中が丸くなっている姿勢のデメリット
・腰や肩、首に痛みや不具合が出やすい(特に腰かな)
→インナーマッスルの感覚や動きのしなやかさ不足による影響
・身体全体が硬くなりやすい
・筋トレをするとゴツく見えやすい
などの傾向があります。
一旦まとめると
背筋が真っ直ぐに伸びている姿勢は、
一見すると綺麗で良い姿勢に見えます。
しかし、
背骨が硬くなりやすく、体幹が弱くなる傾向があるため、
痛みやこりなどの不具合が起こりやすくなります。
また、筋トレの効果を感じにくいこともあります。
その理由として、背骨のしなやかさや体幹の働きが関わっています。
一方で、
背中が丸くなっている姿勢は、
一見すると悪い姿勢に見えます。
しかし、
背骨が動かしやすく、体幹が働きやすい傾向があります。
そのため、筋トレの効果を感じやすい面があります。
ただし、
インナーマッスルよりアウターマッスルを使いやすいため、
思ったような運動効果が得られにくくなります。
例えば、
引き締めたいのに太く見えてしまう、というようなことです。
この場合でも、痛みやこりが出ることがあります。
その理由としては、
筋肉の硬さや動きのしなやかさが関わっています。
本当に良い姿勢であれば何も問題はありません。
また、
機能的に正常に身体が働いているのであれば、
多少悪い姿勢で座っていたとしても大きな問題はありません。
もし、
背筋が伸びて綺麗な姿勢に見えるのに不具合があるなら、
背骨の柔軟性や体幹の筋力が重要になります。
逆に、
背中が丸くなりやすい姿勢で不具合を感じるなら、
身体を伸ばすような運動と、低負荷で丁寧に動かす運動が必要になります。
マッサージで身体は楽になるけれど、
また元に戻ってしまう。
これは背筋が伸びやすいタイプに多い傾向があります。
一方で、
筋トレをすると変化は感じるけれど、
思ったように身体が変わらない。
これは背中が丸まりやすいタイプに多い傾向があります。
よく「反り腰」と「猫背」という言葉がありますが、
実際には反り腰と猫背は別々ではなく、同時に起こることが多いため、このブログではあえてその言葉を使っていません。
また、
そもそも腰は反りやすく、
背中は丸くなりやすい場所です。
このブログでは、
丸まりやすい背中が不自然に真っ直ぐになっていたり(画像1)、
反りやすい腰が不自然に丸くなっていたりする状態(画像2)をイメージして書いています。
さらに、この2つの姿勢は肩にも影響します。
また、どちらのタイプでも、まき肩になる可能性があります。
ちなみに、画像1でまき肩になると肩のインナーマッスルの運動が大切になり、
画像2でまき肩になれば肩甲骨の位置の修正が大切になります。
このブログで伝えたいこと
正しい姿勢は作ることもできますが、
本当に正しいものか疑うことも大切です。
また、姿勢にとらわれすぎないことも大切ですね。
極端に正しい姿勢を意識しすぎると、
身体の動きが硬くなり、それはそれで問題が起こります。
さらに、
今回は2つのパターンとして分けて考えましたが、
実際には千差万別です。
様々な運動が簡単に調べられる時代ですが、
ご自身の姿勢に必要な運動と、やらない方がいい運動があります。
運動自体に間違いがあるわけではありません。
しかし、
あなたに適した運動と、そうではない運動があります。
また、
謳われている効果が、あなたには得られない運動もあります。
大切なのは、正しい姿勢を作ることではなく、正しい姿勢になれる身体をつくること。
そのためには、自分の身体を知り、自分に合った運動を選ぶことが大切です。
正しい判断ができるように気をつけたいですね。
