なぜ医師は「骨折の方がよかった」と言ったのか?
先日、お客様との会話で興味深い話を聞きました。
それは過去にケガをしたとき
「先生から骨折したほうがよかった」と言われたというのです。
もちろん本当に骨折の方がいいという意味ではないと思いますが、
わざわざ伝える必要もないし、
仮に伝えるならその理由をちゃんと伝えてあげてよ!と思いました。
なので、今回は僕なりのその理由と
長引く痛みに対する対策、考え方を(勝手に)紹介していきます。
医師がそう言った理由
骨折の場合は、
・診断がしやすい
・治療方針が決めやすい
・回復期間が予測しやすい
という特徴があります。
一方で、
・靭帯損傷
・軟骨損傷
・慢性的な関節痛
などは予測が難しくなります。
つまり、
骨折の方が良かったというのは
患者側ではなく、医師側の都合の可能性が高いです。
長引く痛みに対する考え方
病院の役割は
・何の病気か
・危険な状態ではないか
・異常はないか
などの確認と治療です。
画像検査で異常がないと言われても
「痛いけどな…」と感じる方も多くて
病院での検査で異常が見つからなくても痛みが残ることもあります。
そういうときにこそ
病院では確認されない姿勢や身体の動かし方が重要だと思います。
病院は、命に関わる重大な問題がないかを医学の分野から精密な検査をします。
それでも原因や対策に迷いがあるとき
整骨院や整体などで機能解剖学などの分野から身体を整える対策もあれば、
運動学などの分野からエクササイズで身体を整える方法もあります。
痛みを和らげるコツ
長引く痛み、異常がないと言われたけど痛い…
そういうときに確認したいことが3つあります。
①痛い部分の状態確認
②痛い部分から近い2つの関節
③痛い部分の反対側の状態確認
それぞれを簡単に説明すると、
①痛い部分の状態確認というのは、
主に『姿勢』と『動き方』ですね。
例えば、膝なら
・お皿の位置は正常か
・膝を伸ばしたときに筋肉に力が入るか
・膝の歪みはあるか
という感じです。
②痛い部分から近い2つの関節というのは、
・膝の場合→足首と股関節
・手首の場合→肘と肩関節
・腰の場合→股関節と胸椎
という感じで、
隣接した関節の姿勢と動き方に問題があると
膝、手首、腰などの痛みが長引きます。
③痛い部分の反対側の状態確認は、
・右膝が痛い→左膝の確認
・右腰が痛い→左腰の確認
・右肩が痛い→左肩の確認
というように左右差の確認が重要です。
右膝、右腰が痛い理由を
反対側の左と比べて推測していきます。
実際にあったのは、
右肩が痛い→左肩の状態チェック
すると
『右肩は左肩に比べて柔らかく、左肩は右肩に比べて硬い』という事実。
本人は「痛い=硬い」と思って、
右肩のストレッチを頑張っていた。
つまり、
右肩の柔軟性が高すぎて痛くなっていたので
ストレッチをするなら左肩。
右肩は可動域を整える筋トレ。
そうすると腕をあげても肩の痛みが気にならなくなりました。
まとめ
起きてしまったことをどうこう言うより、
起きたことに真剣に対応する方がいいですよね。
人間の身体は複雑だからこそ、
良くなる方法は必ずどこかにあります。
その方法を探すヒントを得るには
『検査』、『確認』が必要ですね。
痛みのある場所の確認は当然ですが、
姿勢や身体の動かし方までチェックしていくことが、
改善へのヒントになることもあります。
