階段を下りるときに左膝が痛い

こんにちは。トレーナーの佐々木です。

膝が悪くなって痛くなることは多いですが
どのように痛いのかは人それぞれ。

先日は『階段から下りるときに左膝が痛い』
という方がいらっしゃいました。

その日は階段から下りても痛くなくなったのですが
姿勢や動きが一時的によくなっただけなので

実際にやったことを継続して
身体が色々と覚えることができれば

本当に膝痛は改善すると思います。

ということで

何をやったのか詳しく紹介していきます。

膝やその他の状況

人によって痛み方や状況が違います。

何か参考になることがあると思うので
チェックしたことを紹介します。

  • 扁平足や足首の歪みがある
  • 足首の柔軟性は○
  • 足の指はしっかり動く
  • 左膝の靱帯は過去に損傷している
  • 左の太ももの筋肉が右に比べて小さい
  • 膝を伸ばしたとき膝が外れそうになる
  • 階段を下りるときに膝が痛い
  • 階段を上がる方は大丈夫
  • 段差から下りるときも痛い
  • スクワットは痛くない
  • 左股関節が歪んでいる
  • 左足は内側にねじりにくい

色々と書きましたが簡単にまとめると
『足、膝、股関節が歪んでいる』です。

何をしたら改善したか

一般的にそれぞれの歪みを整えると
膝痛は軽減します。

よくあるのが太ももの筋力低下です。

太ももの前側には4つ筋肉がありますが
内側の筋肉1つが弱くなるので膝が痛くなります。

今回も膝を整えて、足を整えました。
そして股関節も整えました。

若干の変化はあったようですが
やはり階段から下りる動作のときは痛いまま。

膝を伸ばしたとき外れそうになると言ってたので
筋力強化もやってみましたが

変化なし。

ということで次は『硬い筋肉』に注目です。

膝痛で硬くなりやすい筋肉は
太ももの筋肉の外側です。

4つある筋肉のうち外側にある1つの筋肉。

これが硬くなり、膝を歪めるので
ストレッチをしてみました。

初めはその方が知っている伸ばし方をしましたが
どうみても伸びている感じがしなかったので

以下のストレッチを紹介しました。

膝が浮かないように、両肘が床につけば
まあまあ柔軟性はOK。

その方は左肘はつくけど右肘は付きません。
つまり、右ももの外側がすごく硬い。

ちなみに、このストレッチ方法は
腰が反りやすく、比較的柔らかい人におすすめ。

これを数分やってもらってから
膝の調子を確認するとすごく楽になって

全く痛みを感じなくなったようです。

個人的な発見としては

膝が外れそうな感覚であれば筋力が重要な感じでしたが
柔軟性が大切なこともあるということです。

おそらく、様々な歪みが太ももの筋バランスを
悪化させたのだと思います。

だから太もものストレッチは大切ですが
これからも足や膝、股関節を整えることは必要だと思います。

まとめ

今回は膝のストレッチが
最大の効果を発揮しました。

私の中でも太ももストレッチで
あれだけ変化が出たのは初めてかもしれません。

人によって原因が違えば対策も変わる感じが
すごく楽しいと感じます。
(楽しいというべきではないかもしれませんが)

最終的には正しい姿勢で正しく動くことが必要。
なので無意識でも綺麗に動けるくらい体を整え続けていくことが大切。

ちなみにその方はバトミントンをしているので
スポーツの最中に正常に動けるようになると完璧に改善すると考えています。

もし、膝痛で悩まれている場合は
太もものストレッチをしてみてください。
※効果には個人差があります

筋肉が伸びて痛い感じであれば
それを数分(5分未満)でストレッチします。

もし、膝が痛ければやめましょう。
基本的に痛くなる動きはやらない方がいいです。

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