脂肪が減る3ステップ|体脂肪が減らない本当の理由

こんにちは。

スポーツクラブルネサンス広島東千田24に置いている4月号のリーフレットでは、

「脂肪が減る3ステップ」というテーマで冊子を作成しました。

ありがたいことに、

この冊子はこれまで置いてきたリーフレットの中でも

かなり多くの方に手に取っていただきました。

今回は、その内容を少し要約しながら、

なぜこのテーマを書いたのかについてお伝えします。

なぜ「脂肪」をテーマにしたのか

今回このテーマを書いた理由は、

お客様との会話の中で、

「食事に気をつけているのに痩せない」

「昔に比べて体脂肪が落ちにくくなった」

「運動しているのに体重が変わらない」

という声を聞くことが増えたからです。

体重や体脂肪の話になると、

どうしても

・食べすぎ

・運動不足

・意思が弱い

という話になりがちです。

もちろん、食事や運動は大切です。

ただ、実際には

「頑張っているのに変わらない」

という方も少なくありません。

そのため今回は、

単純なダイエットの話ではなく、

体脂肪が減りにくくなる理由を整理してみました。

体脂肪は「見た目」だけの問題ではない

体脂肪というと、

見た目や体重の問題として考えられることが多いです。

もちろんそれも一つの側面ですが、

体脂肪はそれだけではありません。

体脂肪が増えると、

腰や膝、股関節などにかかる負担が増えます。

特に、歩く・階段を上る・立ち上がるといった日常動作では、

体重以上の負担が関節にかかることもあります。

そのため、体重管理は

「細くなるため」だけではなく、

「体への負担を減らすため」にも大切です。

脂肪と炎症の関係

もう一つ大切なのが、

脂肪と炎症の関係です。

体脂肪は、

ただ体に蓄えられているだけのものではありません。

特に内臓脂肪が増えると、

体の中で慢性的な軽い炎症が起こりやすくなると言われています。

肥満と腰痛の関係については、

単純な体重による負担だけでなく、

代謝の乱れや慢性的な炎症も関係する可能性があるとされています。

また、肥満の方では慢性腰痛のリスクが高くなるという報告もあります。 

つまり、体脂肪が増えることで、

・体への負担が増える

・炎症が起こりやすくなる

・痛みを感じやすい状態につながる

といったことが考えられます。

未病と痛み

「病院に行くほどではないけど、なんとなく調子が悪い」

「検査では大きな問題がないけど、痛みや違和感がある」

こういう状態を、

未病のように考えることもできます。

体の中で炎症が続いていたり、

回復しにくい状態が続いていたりすると、

・疲れやすい

・体が重い

・痛みが長引く

・運動しても変化を感じにくい

といったことにつながる場合があります。

もちろん、すべてが脂肪や炎症だけで決まるわけではありません。

腰痛や膝痛には、

姿勢や動き方、筋力、睡眠、ストレスなど

さまざまな要素が関係します。

ただ、体脂肪や炎症も

見落とせない要素の一つだと感じています。

脂肪が減る3ステップ

冊子では、

体脂肪を減らすための考え方を

大きく3つに分けて紹介しました。

体脂肪は、いきなり燃えるわけではありません。

よく「脂肪燃焼」と言いますが、

実際には脂肪が減るまでにいくつかの流れがあります。

大きく分けると、

・分解

・運搬

・燃焼

この3つです。

まず、体脂肪はそのままではエネルギーとして使えません。

最初に、脂肪をエネルギーとして使える形にバラす必要があります。

これが「分解」です。

次に、分解された脂肪を、燃焼工場である筋肉まで運ぶ必要があります。

これが「運搬」です。

そして最後に、筋肉に届いた脂肪が、運動や日常生活の中でエネルギーとして使われます。

これが「燃焼」です。

ここまで進んで、ようやく体脂肪が減ったことになります。

薪で例えると分かりやすい

冊子では、この流れを「薪」に例えて説明しました。

脂肪を薪だと考えると、

・分解は、大きな丸太を割ること

・運搬は、薪を暖炉まで運ぶこと

・燃焼は、暖炉で薪を燃やすこと

です。

いくら暖炉があっても、

丸太のままでは燃えにくいです。

また、薪を割っても、

暖炉まで運ばれなければ燃やすことはできません。

つまり、脂肪を減らすには、

ただ運動するだけではなく、

「分解される」

「運ばれる」

「燃やされる」

この流れが整っていることが大切です。

どこで止まっているかを考える

体脂肪がなかなか減らないときは、

この3つのどこかで流れが止まっている可能性があります。

例えば、常に何かを食べたり飲んだりしていると、

脂肪の分解が起こりにくくなることがあります。

また、たんぱく質不足や消化吸収の低下があると、

分解された脂肪をうまく運びにくくなります。

さらに、活動量が少なかったり、

体の中に炎症や疲労がある場合は、

体が修復を優先し、燃焼が後回しになりやすくなります。

つまり、

「食べていないのに痩せない」

「運動しているのに変わらない」

という場合でも、

単純に努力が足りないわけではなく、

脂肪が減る流れがどこかで滞っているのかもしれません。

まずできること

では、何から始めると良いのか。

冊子では、次のように整理しました。

① 分解を促す

まずは、食事と食事の間をあけること。

常に何かを食べたり飲んだりしていると、

脂肪が分解されにくくなります。

また、果糖の摂りすぎにも注意が必要です。

果物やお菓子、清涼飲料に含まれる果糖は、

肝臓に脂肪を蓄えやすいと言われています。

まずは、間食や甘い飲み物を見直すだけでも、

脂肪が分解されやすい流れを作るきっかけになります。

② 運搬を助ける

次に大切なのが、たんぱく質です。

分解された脂肪を筋肉まで運ぶには、

たんぱく質や、たんぱく質から作られる物質が関わります。

また、ビタミンC、ビタミンB群、鉄なども大切です。

冊子では、ここも薪で例えました。

割った薪を暖炉まで運ぶには、

薪を入れるカゴが必要です。

このカゴのような役割をするのが、たんぱく質です。

さらに、暖炉の扉を開けて薪を入れる作業員も必要です。

この作業員が働くためには、

ビタミンや鉄などの栄養も関係します。

そのため、食事を減らすだけではなく、

必要な栄養をしっかり摂ることが大切です。

③ 燃焼を高める

最後は、燃焼です。

燃焼を高めるには、

週2〜3回程度の運動を行うことが大切です。

ただし、運動だけを頑張れば良いわけではありません。

甘いものやお酒が多かったり、

体の中に炎症や疲労があると、

体は燃焼よりも修復を優先しやすくなります。

例えば、歯周病、腸内環境の乱れ、血糖値の乱れ、脂肪肝なども、

体の中の炎症と関係すると考えられています。

だからこそ、

脂肪を燃やすためには、

運動だけではなく、

・食事の間隔

・たんぱく質や栄養

・疲労や炎症をためない生活

こういった土台を整えることが大切です。

まとめ

体脂肪が減らない理由は、

単純に「食べすぎ」や「運動不足」だけではありません。

・今の状態を把握できていない

・体が変わりにくい状態になっている

・続けにくい方法を選んでいる

こういったことも関係します。

また、体脂肪は見た目だけでなく、

腰や膝への負担、炎症、痛みとも関係することがあります。

だからこそ、体重管理は

「細くなるため」だけではなく、

「体への負担を減らすため」

という視点で考えることが大切です。

無理なダイエットではなく、

今の自分に合った方法で、

少しずつ体を整えていきましょう。