腰痛改善に適した運動強度は…
筋トレをする目的で運動方法や運動強度が変わります。
『痛み』を改善するための運動強度について簡単に紹介します。
痛みを改善するために大切なことが3つあります。
①姿勢改善
②筋力向上
③動き改善
この3つに共通して必要のないことは『筋肉量』です。
書き間違えではなく、必要のないことは筋肉量です。
筋肉量が増えると筋力は向上しますが、
すでに持っている筋力が100%発揮されたら
姿勢も動きも整って正しいものになります。
筋トレや運動をせずに何年も過ごすと
100%の力が発揮されなくなります。
(これが衰え)
すると、姿勢が崩れて正しい動きではなくなって
自分のクセが身についていきます。
痛み改善に必要なことはまず
筋力を100%発揮できるようにすること。
そのための運動強度はズバリ『軽めの筋トレ』です。
全力の30%くらいの負荷で筋トレを行います。
日常生活で自然に使う筋力が20%くらいです。
ちなみに、筋肉量を増やすなら120%の負荷が必要です。
痛み改善の筋トレでは
筋力発揮の底上げをする感じで、最低水準を上げていくことが大切です。
筋トレ1セットの回数にすれば
20回以上が簡単にできる負荷です。
それで、丁寧に正しく鍛えることで最短で痛みを改善できます。
筋肉量を増やすには時間がかかりますが
筋力向上(底上げ)だったらそこまで時間はかかりません。
もし、足腰に痛みがあれば軽い負荷での筋トレを最初に行うことをおすすめします。
いわば準備運動の段階で、そこがとても大切です。
適切な準備運動が行えたら腰痛などの痛みは改善しやすいです。