腰痛を和らげる『筋膜ほぐし』

こんにちは。トレーナーの佐々木拓です。

前回のブログでメンテナンスの話をしました。

そのときに、

『筋膜や筋肉をほぐしたり
 関節を整えると気持ちがいい』


と紹介しています。

今回はその中で登場した

『筋膜』

この話を少ししてみます。

数年前からか注目されてますね。

最近ではファッシア(ファシア)と言われます。


筋膜はがし、筋膜リリースなど
聞いたことはありますか?

筋膜をほぐしたりすると
確実に身体が動きやすくなります。

逆に筋膜に問題があると
身体の機能は低下して痛みやすいです。

そもそも、筋膜って何?

その名の通り、筋肉の膜なんですが

全身に皮膚があるように

筋肉全体には薄い膜のようなものがあります。

その膜の状態が悪くなると

全身に影響が現れます。

イメージとしては画像のような感じで

筋肉なら1つ1つ見ていきますが

筋膜は全体的に見ていきます。

一応、こんな画像もありました。

皮膚の下に筋膜がある感じですね。

全身タイツを着て、その上に服を着たら

タイツが筋膜で、服が皮膚みたいな。

タイツが身体にフィットしていないと

おそらく、とても違和感があると思います。

その違和感を改善することで

動きやすい身体と痛み改善が期待できます。

筋膜への対応

別に特別な技術は必要ありません。

でも、どれだけ筋膜を理解しているかは

効果に多少の影響は出ると思います。

基本的には技術は入りません。

ご自身の手を使ったり、

テニスやゴルフボールを使ってもOK。


最近ではマッサージガンとかありますね。

強すぎない力でほぐせる所をほぐします。

腰痛改善に効果があったり
身体を軽くする効果が現れやすい場所は

『足裏』
『ふくらはぎ』
『太もも』
『腕』

この辺りが1人でも簡単に出来て
効果を感じやすい場所だと思います。

「筋膜はがし」というように

剥がすイメージをするかもしれませんが
ほぐしても基本的に同じです。

筋膜に問題があれば
難しいことをしなくても効果を感じます。

もっと効果を高める方法

整体師さんや整骨院では
筋膜を剥がすツールや手技でアプローチをします。

僕みたいなトレーナーも
出来る人はたくさんいると思います。

昔はそういった手技もしていました。

最近はあまりしていません。

なぜなら、ツールや手技より安全で
より効果的な方法を知ったからです。

その方法が運動なのですが

ただの運動ではありません。

『自発的な伸張』(エロンゲーション)

これを取り入れた運動が
筋膜リリース以上の効果を得られます。

普通のストレッチは

他動的な伸張で筋肉が勝手に伸びる感じです。

自発的な伸張は

頑張って限界まで伸ばす感じです。

『伸びると伸ばすの違い』

しかもこれに、回旋(ねじる)動作を入れると
さらに効果を発揮します。

僕のパーソナルトレーニングでは

必要そうな方には自発的な伸張を取り入れた

トレーニングも行っています。

簡単に出来る方もいれば

とても大変そうな方もいます。

少々コツが必要なので身体の土台がある程度

作られていたら提案している感じです。



まずは、どこでも出来る

マッサージ方式の筋膜アプローチで

足裏やふくらはぎをほぐしてみてください。