痛みを放置すると長引く

こんにちは。トレーナーの佐々木です。
すっかり夏になりまして、熱中症には気をつけないといけません。

ネットニュースで見ましたが、
水分補給のしすぎで電解質が崩れて逆に危険とありました。

水やお茶を飲み過ぎると体内のナトリウムなどが薄まり身体機能に異常が現れ、
スポーツドリンクの飲み過ぎが続けば、糖質の過剰摂取で不健康になる。(糖尿病になった人もいるとか)

なんでもバランスが重要みたいですね。

痛みを我慢するとどうなる?

腰痛や膝痛など、痛みを我慢すると単純に長引きます。
そして、徐々に痛みや悪い部分は広がっていきます。

人によっては、放置してたら、痛みが気にならなくなり治った!と感じることもあります。
本人がそう思えるなら何も問題はないかもしれません。

基本的に『痛みを感じるとき』は『限界が来たとき』です。

単純に【腰が悪い→腰が痛くなる】だったとしたら
矢印(→)の部分には時差、タイムラグが存在します。


例えば、今日の朝から腰が痛いとき
朝に腰が悪くなったのではなく、昨日から腰が悪かったかもしれないし
1週間前から、1年前から悪かった可能性があります。

痛くなるまでの期間やどのくらいのタイムラグがあるのかは分かりません。
キッカケがあるかもしれないし、急にかもしれません。かなりの個人差があります。

でも、痛くなる場所は姿勢や身体の動きを確認すれば分かります。
つまり、本人が治ったと言っても客観的に姿勢や動きを観察すれば再発の可能性を見極められます。

『痛み』には波がありますが、『原因』は増えることはあっても減ることはないです。(何もしなければ)
痛みを放置すると長引く可能性が高いです。

どのくらい長引く?

身体に不具合があり、痛みがあれば検査をオススメしますが
動かすことが改善のスピードを早くさせることがあります。

でも、痛みを我慢したまま運動やスポーツをやってしまうと
治るまで倍の時間がかかると言われています。

例えば、肘や手首が痛いまま筋トレをしたら
トレーニング中はホルモンの影響で痛みは和らぎますが終わってから痛くなります。

安静にしているか、適切な対処をしていれば1週間で治っていたものが
我慢の影響で2週間に伸びます。

2週間も休めないと言って我慢を繰り返すと
3週間、4週間とどんどん完治まで遠い道のりのなります。

最終的にクセが身について肩や首も悪くなるかもしれません。
我慢はオススメしません。自己流の方法も危険です。悪い部分が増える可能性があるからです。

姿勢や動きを確認する

先日、腕が痛いというお客様が来られたので、
手首、肘、肩、首など色々と確認してみました。

最終的に、首が悪い可能性が高かったので
首を整えたり、ストレッチを行いました。

その結果、腕の痛みは和らぎました。
身体をチェックすると色々と見えてくるものがあるので
痛みを抱えているならみてもらうといいかもしれません。

そして、身体の痛みがよくなってから
トレーニングをすると改善が早まり、理想的な身体も安全に手に入れられます。

良くしてから運動をする

運動をすれば、身体の状態が良くなるのではなく
身体の状態を良くしてから運動をすると想像以上に身体は変わってくれます。

要するに『準備運動』をどれだけ大切にするか。
現状を確認することで、どのような準備をすればいいのか分かります。
起こる可能性が高い身体の不具合を未然に防ぐ準備もできます。

痛みを感じる前に準備することが『予防』
現状で痛みがある場合には『改善』に向けた準備が必要です。

理想は痛みを感じる前に準備することですが、
予防というのは、わかっていても大変なことが多いです。


準備運動とは、簡単に伝えると以下のようなものです。

・器具を使わないトレーニング
・ストレッチのようなトレーニング
・簡単だと思うトレーニング

身体の状況と目的に合わせて準備が合わせられるとベストですが、
準備運動とメイントレーニングを分けて、運動を行っていただくといいと思います。

まずは、準備に20分は使ってみてください。
適切な準備ができれば、20分後に身体の変化を感じると思います。

準備運動一例

インスタグラムに簡単な運動方法を紹介しています。
腰痛改善以外にも使えるものばかりなので興味ある方はどうぞ。
佐々木のInstagramはこちら→https://www.instagram.com/sasakitaku0326/