姿勢が悪いと老けて見える
こんにちは。トレーナーの佐々木です。
姿勢が歪むことで年相応に見えず
実年齢より老けて見えてしまうことがあるみたいで
外を歩いていると
扉や壁のガラスに反射した自分の姿が見えて
客観的に姿勢の悪さを感じることがあるようです。
お客様が教えてくれました。
確かに、姿勢だけで見た目は大きく変わります。
見た目だけではなく気分にも影響すると言われているので姿勢は気にした方がいいと感じます。
それと身体の不具合や痛みを改善するためにも
姿勢を整えることは必須だと思います。
姿勢が悪くなると悪い事しかないですが
正しい姿勢は良いことしかありません。
綺麗で正しい姿勢を作るには
ちょっとしたテクニックというかコツが必要です。
思っている姿勢と現実の姿勢が違ったり
正しい姿勢だと思っていた姿勢が違ったりするのはあるあるです。
本日は姿勢を整えるコツを1つ紹介します。
姿勢を整えるコツ
姿勢改善には『ストレッチ』と『トレーニング』両方必要です。
本日はトレーニングに関する内容で
特定の方法の話ではありません。
姿勢や筋肉の状態で効果的な方法は変わるので
今回は根本的な話です。
筋トレと聞くとキツそうで辛そうな
イメージがあると思います。
ダンベルやバーベル、マシンを使って
トレーニングをするイメージがあると思います。
確かに、筋肉量や筋力を高めようと思ったら
ハードなトレーニングは必要です。
でも姿勢改善ではそういった強度の高い筋トレは
逆効果になる可能性があります。
姿勢を整える役割のある筋肉は
非常に繊細で弱い筋肉です。
だから、
姿勢改善で重要になる筋トレは
強度の低い方法になります。
姿勢を変えるために必要な要素は
筋力や筋肉量ではなく『筋感覚』です。
筋肉を使っているという感覚が必要で
使っているのか使っていないのかを感知する能力が姿勢改善には大切になります。
あなたはこのブログを背中を丸めて読んでいるかもしれません。
頭が前に出てあごを突き出している姿勢になっているかも。
指摘されると現在の姿勢を把握して
背筋を伸ばしたり正しい姿勢を作ろうとするかもしれません。
姿勢を正したときに背中に力が入った感覚や
お腹に力が入った感覚、骨盤が動いた感覚など
色々と感じるものや意識するものがあったと思います。
そういった感覚を正確に細かく感知できるようになれば姿勢改善は簡単です。
筋力やパワーも衰えるので鍛える必要はありますが
姿勢を整えるためには感知できる程度の
トレーニングが必要になるので強度の高い筋トレは必要ありません。
身体の感覚を研ぎ澄ます
姿勢を整えるために必要なのは
筋力ではなく感知する能力。
この能力を高める一般的な筋トレ方法は
例えば足の指を動かすトレーニングです。
足裏の感覚値が高くないと
足の指は動かせません。
足がつるという現象や足ツボが苦手という方は
足裏や足の感覚値が低い可能性があります。
感覚値が良くなっていけばつりにくく痛みのない
足になっていくことがあります。
現在、トレーニングをしている方であれば
強度を低くして筋トレをすることもおすすめです。
筋トレマシンの重りを軽くして
鍛えたい部分に力が入っているかを確認。
負荷を軽くしてどこに力が入っているかわからない場合や
鍛えたい部分に力が入っている感覚がないなら
ちょっと感覚値が低い状態です。
もし、わからなかったら
筋トレの回数を増やすといいです。
20回〜30回繰り返すといくら強度が軽くても
だんだんとキツくなったりするのでわかりやすいです。
そのほか、色々とテクニックやコツはありますが
姿勢改善でまず重要になるのは運動強度。
負荷は軽い方が姿勢が整いやすいです。
筋感覚が高くなれば姿勢は整えやすく
改善もしやすくなります。
そのためには強度を低くする必要があるので
姿勢を気にしているのであれば軽い筋トレで鍛えている筋肉が使えているのか
意識してみてください。
トレーニング次第で感覚値は上昇します。
適切な運動を続けていけば必ず感覚は良くなって
姿勢は整うので諦めず頑張りましょう。
ちなみに、姿勢を整えてもらうだけでは
感覚値は変わらないので一向に姿勢は整いません。
一時的にはすごく変わりますが。