腰痛の根本原因とは?パート2

腰痛の原因は人によって変わり、1つではありません。
それでもパターンに分けることができます。

①姿勢
②動き
③柔軟性・筋力
④運動不足
⑤考え方


前回のブログでは①と②を確認したので
今回は③〜⑤を簡単に紹介します。

③柔軟性、筋力

「カラダが硬い」というのは腰痛を抱えている方はよく言われたり、感じたりすると思います。
カラダが柔らか過ぎることも硬すぎることも腰痛の原因になります。

一般的に女性は柔らか過ぎることが多く、男性が硬過ぎることが多いです。

この『硬さ』というのは様々な原因があります。
単純に筋肉が硬いということではありません。

・関節が硬い・筋肉が硬い・筋膜が硬い・皮膚が硬いなど
硬くなる組織はいっぱいあります。


筋肉のストレッチだけで済む話ではありません。

また、筋力が弱いから硬くなることもあるし
関節が歪んで動きが硬くなることもあります。

もし、筋肉ではなく他の組織や理由でカラダが硬くなってしたら
ストレッチだけでは腰痛を根本から改善することは困難になります。

何が硬いのかを見極めることができればいいですが1人では難しいと思います。
カラダの硬さに対応するならおすすめの方法が3つあります。

①筋トレ②ストレッチ③マッサージ

毎日ではなくていいので定期的に3つのケアを行うことで
あらゆる硬さにアプローチできます。

④運動不足

姿勢、動き、柔軟性、筋力など複雑な原因がたくさんありますが
単純に『運動不足』だから腰痛になっていることがあります。

運動不足を言い換えるなら『安静』だと思います。

安静は一見いい感じに聞こえるかもしれませんが
身体にとって非常に最悪な負担になります。

安静なのに負担というのは矛盾しているようですが
身体を動かさないというのは毒です。

最近、よく言われますが
座っている時間が長いほど死亡リスクも高くなります。

その日の体調にも、仕事内容にもよりますが
『疲れた、だるい』という感覚は運動不足だからこそのものだったりします。
※運動より休養が必要なこともあります!

また、身体を動かすことによって身体中のあらゆる組織にスイッチが入って
腰痛を改善したり予防してくれたりします。

例えば、軽い運動をすることで関節が温まり、筋肉がポンプのように動き、皮膚が伸びる。
血流も良くなって軽く汗をかいて気分爽快になる。


安静のメリット、運動のメリット
圧倒的に運動のメリットの方がいいです。


仮に運動不足で腰痛になっているなら
本当にどのような運動でも構いません。ストレッチ系でもOK

好きな運動方法で無理はしなくて大丈夫です。

⑤考え方

腰痛の原因は本当に幅が広いです。
物理的なもの以外からでも痛みは感じられます。

例えば、痛いことを意識すると痛みに敏感になります。
逆に痛みを気にしないといい意味で鈍感になります。

痛みを無視することは困難ですが
痛みに強くしたり、感じにくくしたりは可能です。

睡眠不足で脳機能が低下しても痛みに敏感になって痛がりやすくなります。

痛いところを探すというのも大切ですが
その後、『どうすれば改善できるのか』と考えることで改善は早まります。


痛い理由(原因)を探すのも大切。
改善方法を探すのはもっと大切です。

最終的に

この身体なら痛みは起きないし、
痛くなっても対処できると思えるとよりいいですね。

ちなみに、あらゆる運動は人間の心を強くしてくれるので
精神面での腰痛の改善に重要になっていきます。

まとめ

前回に引き続き、腰痛の原因のパターンを確認しました。
原因を1つに絞ることは難しく、1つに絞る必要も特にありません。

あらゆる状態に対応できる身体であれば
腰痛改善は簡単で予防も安心です。

原因がたくさんあるからといって
やるべきことが多いかというとそんなこともありません。

運動、栄養、休養

この3つのバランスと質を適切に保てたら
腰痛にならない身体は出来上がります。

特に『運動』はこれまで紹介した5つのパターンに
全て共通して重要な対策になるのでおすすめです。


運動をしている状態で腰痛が治らないなら
バランスと質を見直すといいかもしれません。

ということで腰痛の原因についてでした。