プールは腰痛改善に効果があるのか

こんにちは。トレーナーの佐々木です。

数年前は現在活動している
ルネサンス広島東千田24でスイミングコーチをしていました。

元々、競泳をやっていたわけではなく
小学3年生まで顔もつけられず泳げませんでした。

喘息持ちということもあって
水泳はやった方が良さそうということで

最初は1年ほどおばあちゃんにクロールを
教えてもらいました。

それから

小学4年生から1年だけ
スイミングスクールに通いました。

それ以来、泳いでいませんでしたが
色々あってスポーツクラブのスタッフになったとき

スイミングコーチをすることになり
コーチが務まるようにたくさん練習しました。

コーチ歴としては4、5年くらいでしょうか。

コーチを辞めてから5、6年経ちますが
最近、私がやっているYouTubeチャンネルの
水泳の動画がわりと人気で再び泳ぐことしました。

前置きがすごく長くなりましたが
今回の内容に関係があると思うので書きました。

では本題です。

プールと腰痛の関係

水泳をした時期と辞めた時期を交互に
数年単位で経験したことで感じられた身体の感覚があります。

それを踏まえて私の個人的な意見を紹介します。


コーチになる前はたくさん泳ぎました。
コーチになってからは入水時間が増えた割に
泳ぐ時間は減りました。

コーチは大人や子供の泳ぎを見るので
プールに入っているだけで泳ぐことは少ないです。

長くて1日に6時間以上プールに入ることもあり
非常に寒く、身体は重たい感覚でした。

ひどいときには腰の痛みというか
腰のだるさもありました。

一般的には1日に何時間も
入ることは無いと思いますが

泳がないプールの利用は
よっぽどのことがない限り

身体へのメリットは少ないのではないかなと思います。

リハビリとかならプールはいいと思いますが
リハビリの段階ではない方は「水泳」か「トレーニング」がオススメだと思います。

最近、また泳ぎ始めて
水泳の全身運動のレベルは非常に高く感じます。

体力向上の面でも非常にいいと感じます。

コーチをしていた頃は
特になにも感じませんでしたが

改めて水泳という運動は
非常にいいものだと実感します。

私の考え

プールは水の特性を利用して
様々なメリットがあると言われます。

水圧、抵抗、水温、浮力など

これら水の特性で陸ではない効果が
身体に影響を与えると言われます。

個人的にこれらの影響が
身体に対して有効に活用されるのは

泳いだ時だと感じます。

水中歩行よりアクアビクス。
アクアビクスより泳ぐ。

腰痛で考えると
水中歩行だけでは改善は難しいと思います。

せめてアクアビクス。
できれば泳ぐ。

長時間ではなく
短時間が腰痛に効果的だと思います。

私がまた泳ぎ始めて
1ヶ月ちょっとしか経っていませんが

体力、筋力に違いを感じられます。
また歩いていると身体の使い方も変わった感じがあり

少し軽くなったようです。

無理に泳げ!とは言いませんが
迷っているならプールはいいと思います。

ただし、泳ぐ場合に限った話。

もちろん無理に泳がなくても
陸で身体を整えたり鍛えりは可能です。

最後に

泳がないプールは身体を冷やします。

プールで歩くのもいいとは思いますが
本当に体力や筋力が低下したリハビリ段階の方に限ったものだと思います。

現状維持なら問題はありませんが
何かしら改善しようと思ったり、向上させようと思ったら

頑張って泳ぐといいです。

腰痛改善の一環として
プール利用を考えているのであれば泳ぐことをオススメします。

平泳ぎで腰が痛くなるという方もいました。
その場合は痛くない泳ぎ方をオススメします。

どの泳ぎ方でも腰が痛くなる場合は
泳がない方がいいと思います。

ということで

腰痛改善でプールを利用するなら
個人的には『水泳』をオススメします。

泳ぐと腰が痛くなる場合は
泳げる身体にするために陸での運動をオススメします。


水泳は腰痛対策以外に
筋力や体力の向上が期待できるので

非常にオススメの運動だと思います。