腕を動かすと肩が痛い

先日、『左肩の痛み』でカウンセリングをしました。
過去に右肩が痛かったり、腰が痛かったり、膝が悪いときもあったそうです。

このように痛みは連鎖するので、
早めの対応があらゆる予防に繋がりますね。

今回は『肩』ということで色々と確認しました。
ここで簡単に紹介するとお客さまの痛みの原因は『動きすぎ』の可能性が高かったです。
現在、痛くない肩よりも痛い肩のほうが可動域や柔軟性が高かったのです。

柔らかくて、可動域があった方がいいんじゃないの?と
思うかも知れませんが、意外とそういう訳でもありません!



なぜ、痛いほうが柔軟性が高くてよく動くのか?

その理由は『腰』や『背骨』にありました。
細かく書くと長くなってしまうので簡単に紹介すると『背骨(特に腰骨)の歪み』がその理由です。

左肩がよく動くのは背骨が歪んでいたからです。

・背骨が歪んだから、肩が痛くなったのか。
・肩が痛くて背骨が歪んだのか。

そのどちらかなのかは分かりませんが、
過去に右肩や腰、膝が悪くなっていたのであれば、背骨が先に歪んで肩が痛くなった可能性があります。


この状態で左肩が痛いからと左肩のストレッチやマッサージをした場合、肩が悪化する可能性が高いです。
仮に悪化しなくても一時的な変化で終わって数ヶ月後か数年後に肩、もしくは首などの他が悪くなります。

根本的に改善するなら背骨の整えを行うべきです。
長期的で短期的な効果も考えるなら肩のトレーニングも必要です。


例えば、体幹トレーニングや肩のインナーマッスルのトレーニングを行います。
背骨の歪みがあるということは骨盤の歪みも考えられるため骨盤を安定させたり、動かす運動も必要です。

特に正しい体幹トレーニングは今回の場合では重要になります。
もし、痛い肩のほうが硬ければストレッチやマッサージが効果的になります。


ということで、痛み改善のときは必ず正確なチェックを行うべきなので
痛いからと言ってすぐにストレッチやマッサージにならないように注意です。